２０１８年の６月に来て頂いたこのお客様はデスクワークの方です。

 

２か月前、週に１回のテニスをしている最中に腰をひねった瞬間、腰に激痛が走りました。

 

整形外科でみて頂くと、「一番下の腰の骨とその下の骨の間が狭くなっている」と言われたそうです。

 

飲み薬とコルセット、注射を週に１回、リハビリを週に３、４回続けていました。

 

しかし、長時間座っているときや、先週からはかがむときに腰から右脚にかけて痛みが出るようになってきたため、他の方法も試そうと思い、弁天通り接骨院にいらっしゃいました。

 

お話を伺ってみるとここ２、３年で体重が５キロほど増加したそうです。コルセットはしておらず、荷物は右手で持つことが多く、敷き布団は２枚ひいています。

 

体の状態をみてみると、右肩が下がっており、骨盤の傾きと体の重心が右寄りになっています。腰から右脚、特に太ももまでの筋肉の緊張が非常に強い状態です。

 

そこでまず、右を上にして横になって頂き、腰から右のお尻、右脚に鍼施術を行いました。

 

次に骨盤と背骨の矯正をしてから、腰と股関節周りの筋肉を緩める手技療法を施しました。

 

寝るとき以外はコルセットをすること、体重をこれ以上増やさないこと、荷物を左右均等に持つこと、敷布団を１枚にすることを指導して、次回は１週間後に予約を取りました。

 

整形外科でのリハビリと平行して、２回目から６回目まで週に１回のペースで施術を続けましたが変化はありませんでした。

 

しかし、その１週間後の７回目に来られたときは腰の痛みが１０段階で８ぐらいになっていました。

 

そこでまた、はり施術と手技療法を行い、腰痛体操をお教えしました。

 

外出中のみコルセットをすること、ご自分から始められたプールでの水中ウォーキングを続けることを指導して、次回も１週間後に予約を取りました。

 

８回目に来られたときは前回とほぼ変わりはありませんでしたが、その１週間後の９回目に来られたときは腰の痛みが１０段階で５か６にまでなっていました。

 

そこでまた、右を上にして横になって頂き、腰から右のお尻、右脚に鍼施術を行いました。

 

次に骨盤と背骨の矯正をしてから、腰と股関節周りの筋肉を緩める手技療法を施しました。

 

水中ウォーキングに行く回数を少し増やすことを指導して、次回は２週間後に予約を取りました。

 

１０回目に来られたときは腰の痛みが１０段階で３か４にまでなっていました。同様の施術の後、次回は３週間後に予約を取りました。

 

その後はお客様の仕事の都合で３週間後か４週間後になりますが、施術を続けており、現在では右脚の痛みやしびれはなくなり、腰は軽い痛みや重だるい感じが残っているのみです。