弁天通り接骨院
〒176-0001 東京都練馬区練馬1-33-13
(西武池袋線、有楽町線、副都心線、大江戸線練馬駅から徒歩3分)
練馬区旭丘 30代 男性
2019年の1月に来て頂いたこのお客様はデスクワークの方です。
中学生の頃からあごの開きにくさをおぼえ、ここ2、3年はあごが「右に傾いて、2段階であくような感じがする」そうです。
その上、口を開けると「耳の裏がピキッ」とすることがあり「話をするのがいやになってきた」。そのことを心配したご両親がネットで見つけて弁天通り接骨院にいらっしゃいました。
お話を伺ってみると、6年程前から仕事上のストレスがひどく首や肩がこったり、頭痛やめまいが強くなってきました。それとほぼ同時期から顎の症状が悪化してきた気がするそうです。
右上の親不知のみ抜いており、右の歯で噛むことが多い、歯の矯正は途中で止めている。
荷物は左手で持つことが多く、座っているときは脚を組みやすい。使っている枕は低く柔らかいものです。
体の状態をみてみると、右肩が下がっており、3年前に左の足首を脱臼しているせいか右足に体重を乗せて立つ癖があります。
首から肩、背中にかけての筋肉の緊張も非常に強い状態です。
そこでまず、仰向けになって頂き、顎関節症に関係する両側の手足のつぼと顔面部に鍼施術をしました。
次にうつ伏せになっていただき、骨盤の矯正と体の傾きを取るために背骨の調整を行いました。
最後に顔面部の筋肉の緊張を取り除くマッサージを行いました。
また、できれば歯の矯正を再開すること、左右均等に①体重を乗せて立つこと②荷物を持つこと③物を噛むこと、座っているときに脚を組まないこと、高さの合った硬めの枕を使うことを指導しました。
そして、顎関節症用の体操を一部お教えして、次回は1週間後に予約を取りました。
2回目から4回目までは特にあごの状態に変化はありませんでしたが、その1週間後の5回目に来られたときは顎の痛みが10段階で7か8になっていました。
そこでまたはり施術と手技療法を行い、残りの顎関節用の体操をお教えしました。次回も1週間後に予約を取りました。
6回目に来られたときはあごの痛みが10段階で5か6にまでなっていました。今回も仰向けになって頂き、顎関節症に関係する両側の手足のつぼと顔面部に鍼施術をしました。
次にうつ伏せになっていただき、骨盤の矯正と体の傾きを取るために背骨の調整を行いました。
最後に顔面部の筋肉の緊張を取り除くマッサージを行いました。顎関節用の体操をかかさず行うことを指導して、次回は2週間後に予約を取りました。
7回目に来られたときは前回とあまり変わりありませんでしたが、その2週間後の8回目に来られたときは顎の痛みが10段階で2か3にまでなっていました。
同様の施術の後、次回は3週間後に予約を取りました。
その後3週ごとに2回、4周毎に3回の施術を続けたところで症状が安定しました。
悪化する前に来ることを条件に、一旦施術を終了することにしました。