弁天通り接骨院
〒176-0001 東京都練馬区練馬1-33-13
(西武池袋線、有楽町線、副都心線、大江戸線練馬駅から徒歩3分)
練馬区練馬 30代 女性
2018年の7月に来て頂いたこのお客様はデスクワーク・立ち仕事の方です。
ここ3週間ほど、朝起きると左の顎に痛みがあり、酷い場合には頭痛を伴ったり左の首にまで痛みが拡がったりしているそうです。
ちょうど1年前にも同じような症状が出たときにかかった歯科で「奥歯が減っているので歯ぎしりかもしれない」と言われ、そのときに出されたマウスピースをまたしていました。
しかし、そのマウスピースが合わなくなったのか、昨日からは左の肩甲骨周囲にまで痛みやコリのようなものも感じ始めたため、これ以上悪化させたくないことから、お友達の紹介で弁天通り接骨院にいらっしゃいました。
お話を伺ってみると、荷物を右手で持つことが多く、座っているときは脚を組んだり横座りをします。
食べ物を左右どちらかで噛むことが多く、普段気がつくと噛みしめていることもあります。
お使いになっているベッドは硬めですが、枕は低反発の柔らかいものです。
体の状態をみてみると、右肩が下がっており体の重心も右に傾いています。触ってみると上半身の左半分が硬く緊張した状態になっていました。
そこでまず、仰向けになって頂き、顎関節症に関係する左側の手足のつぼと顔面部に鍼施術をしました。
次にうつ伏せになっていただき、骨盤の矯正と体の傾きを取るために背骨の調整を行いました。
最後に顔面部の筋肉の緊張を取り除くマッサージを行いました。
食べ物は両方の奥歯で噛むこと、左右均等に荷物を持つこと、脚を組んだり横すわりをしないこと。
高さの合った硬めの枕を使うこと、今の自分に合った新しいマウスピースを出してもらうことを指導しました。
そして、顎関節症用の体操を一部お教えして、次回は1週間後に予約を取りました。
2回目に来られたときはあまりあごの痛みに変化はありませんでした。
しかしその1週間後の3回目に来られたときは右あごの痛みが10段階で8程度になっていました。
そこでまた、はり施術と手技療法を行い、次回も1週間後に予約を取りました。
4回目に来られたときは顎の痛みが10段階で6か7ぐらいまでになっていました。
前回と同様に仰向けになって頂き、顎関節症に関係する左側の手足のつぼと顔面部に鍼施術をしました。
次にうつ伏せになっていただき、骨盤の矯正と体の傾きを取るために背骨の調整を行いました。
最後に顔面部の筋肉の緊張を取り除くマッサージを行いました。残りの顎関節症用の体操をお教えして、次回は2週間後に予約を取りました。
5回目に来られたときは顎の痛みが10段階で3までになっていました。
その後は3週間から4週間に1回のペースで4回ほどいらっしゃり、今現在はほとんど痛みが出ていません。