弁天通り接骨院

〒176-0001 東京都練馬区練馬1-33-13
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:00 土曜日9:00~17:00

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顎関節症

 練馬区練馬 60代 女性

2018年の3月に来て頂いたこのお客様は主婦の方です。

 

去年の秋ごろからあごが痛くて口を大きく開けられなくなりました。歯科でマウスピースを出して頂き様子をみていましたが良くならず、今年に入ってからさらに悪化したそうです。

 

再度同じ歯科に行き、痛み止めを出して頂きましたが薬の効き目が切れるとまた痛いため、娘さんの紹介で弁天通り接骨院にいらっしゃいました。

 

お話を伺ってみると、左の顎は痛みで口を開けづらいですが、右のあごは痛みはないものの口を開けるときに音がします。

 

右の奥歯が欠けているせいか左の歯で噛むことが多く、口の渇きをいやすためガムを毎日のように噛んでいます。

 

荷物は左手で持つことが多く、テレビを見るときは左を向きながら見るそうです。枕の高さがあっていないような気がします。

 

丁度、あごの痛みが悪化する時期と重なるように、長年飼っていたペットが亡くなったということもあったそうです。

 

体の状態をみてみると、右肩が下がっており、体の重心が右寄りになっていました。そのことをご本人に伝えると、「立っていて右足に体重がのっていることに今初めて気がついた」とおっしゃっていました。

 

そこでまず、仰向けになって頂き、顎関節症に関係する手足のつぼと顔面部に鍼施術をしました。

 

次にうつ伏せになっていただき右の骨盤の傾きを取るために骨盤の調整を行いました。

 

最後に顔面部の筋肉の緊張を取り除く手技療法を行いました。

 

また、左右均等に荷物を持つこと、ガムなどの弾力のある食べ物を控えること、テレビは正面から見ること、高さの合った枕を使うこと、精神的なストレスは症状を悪化させる原因になるので解消していくよう心掛けることを指導しました。

 

また、顎関節症用の体操を一部お教えして、次回は1週間後に予約を取りました。

 

2回目に来られたときは変わりありませんでしたが、その1週間後の3回目に来られたときは「左のあごの痛みが少し楽になり、少し口を開けやすくなった」とおっしゃっていました。

 

そこでまた、はり施術と手技療法を行いました。顎関節用の体操の残りを全てお伝えして、次回も1週間後に予約を取りました。

 

4回目から6回目まではあまり変化はありませんでした。しかしその1週間後の7回目に来られたときはあごの痛みが10段階で6か7にまでなっていました。

 

そこで前回と同様に仰向けになって頂き、顎関節症に関係する手足のつぼと顔面部に鍼施術をしました。

 

次にうつ伏せになっていただき右の骨盤の傾きを取るために骨盤の調整を行いました。

 

最後に顔面部の筋肉の緊張を取り除く手技療法を行いました。あごの体操を必ず毎日続けることを条件に、次回は2週間後に予約を取りました。

 

8回目に来られたときは変化はありませんでしたが、その2週間後の9回目に来られたときはあごの痛みが10段階で3か4にまでなっていました。よって前回と同様の施術を行い、次回は3週間後に予約を取りました。

 

10回目に来られたときは顎の痛みは多少残っていたものの、口はほぼ以前のように開けることが出来るようになりました。

 

その後はご主人の介護もあり、以前ほどではありませんが多少の痛みが左の顎にでることがあるので、4週から5週に1回のペースでメンテナンスを続けていらっしゃいます。