弁天通り接骨院
〒176-0001 東京都練馬区練馬1-33-13
(西武池袋線、有楽町線、副都心線、大江戸線練馬駅から徒歩3分)
練馬区練馬 70代 女性
2018年の2月に来て頂いたこのお客様は主婦の方です。
60代に入ってから右の膝が痛み始め、近所の整形外科で水を1回だけ抜いたことがあるそうです。痛みは軽くなりましたが正座ができなくなりました。
その後は同じ病院で痛みが強くなったときだけ電気をかけたりマッサージをして頂いたりしていましたが、あまり変わりありませんでした。2、3年前より歩行や階段の昇り降りがだんだん不自由になって杖を使うようになりました。
紹介された大学病院では手術を勧められましたが、完全に痛みが取れるか分からないので踏みきれず、娘さんの紹介で弁天通り接骨院にいらっしゃいました。
お話を伺ってみると、右の膝だけでなくふくらはぎやももの裏がつっぱって痛いそうです。
今年に入ってからは左の膝まで痛みが出始めました。座っているぶんにはあまり痛みを感じないそうですが、このままでは歩けなくなるのではと不安になっています。
体の状態をみてみると、身体全体が左に傾いています。左右共に膝の骨に変形が認められますが、左のほうが顕著です。今回は膝に水はたまっていませんでした。
そこでまず、仰向けになって頂き両方の膝に鍼施術を行いました。次にうつ伏せになって頂き、背骨と骨盤の調整をしてから、膝関節の筋肉を緩める手技療法を施しました。
寝るときは膝の下に丸めたバスタオルを入れること、自宅でできるアイシングと初歩的な膝の体操を毎日続け、次回は1週間後に予約を取りました。
2回目から7回目までは1週間ごとに来て頂きましたが、あまり変化はありませんでした。
しかしその1週間後の8回目に来られたときは「膝の痛みが少し引いてきたような気がする」とおっしゃっていました。
そこでまたはり施術と手技療法を行い、毎日歩くこと、できればプールで水中ウォーキングをすることを指導して、次回も1週間後に予約を取りました。
9回目に来られたときは前回とほぼ同じ状態でしたが、娘さんと一緒に週に2回ずつプールに行っているということなので、次回から施術のペースを2週に1回としました。
その後、約3ケ月ほど2週から3週に1回のペースで施術を続けながら、水中ウォーキングを続けたところ右ひざの痛みは半分以下になり、左ひざの痛みはほぼなくなりました。
しかし膝の骨の変形はそのままなので完全に痛みがなくなることはないことから、プールに行く回数を週に3回に増やしつつ、こちらには月に1、2回のペースでメンテナンスを続けています。