弁天通り接骨院

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顎関節症

 練馬区高松 20代 男性

2018年の4月に来て頂いたこのお客様はデスクワークの方です。

 

もともと口を開けると音がすることは自覚していました。しかし歯科でみて頂いているときに長時間にわたって口を開けていたせいか、右の顎に痛みが出てきました。

 

その後痛みが日常的に感じられるようになってくると口を大きく開けにくくなってしまい、やはり歯科に相談すると歯の矯正を勧められ、「顎関節症もあるみたいだ」と言われたそうです。

 

いずれ矯正をするにしても、まずはあごの痛みを少しでも減らしたいとの思いから、奥様の紹介で弁天通り接骨院にいらっしゃいました。

 

お話を伺ってみると、歯ぎしりをなくすためにマウスピースを頂いていましたが使っていませんでした。

 

中学生時代は転倒して顎を強く打ったことがあるそうです。

 

仕事中座っている時はよく脚を組んだりあぐらをかきます。荷物は左肩にかけて持つことが多く、普段使っている枕は柔らかく低いものだそうです。

 

体の状態をみてみると、左肩が下がっており、正面を向いているようでいて首はやや右を向いています。口を開けると下あごがやや左にスライドする感じがありました。

 

そこでまず、仰向けになって頂き、顎関節症に関係する手足のつぼと顔面部に鍼施術をしました。

 

次にうつ伏せになっていただき体の傾きを取るため背骨の調整を行いました。

 

最後に再び仰向けになっていただき、顔面部の筋肉の緊張を取り除く手技療法を行いました。

 

また、左右均等に荷物を持つこと、脚を組んだりあぐらをかいたりしないこと、寝るときはなるべくマウスピースをすること、高さの合った硬い枕を使うこと、いずれ顎の痛みがおさまってきたときは歯の矯正を早めにしたほうがよいことを指導しました。

 

そして、顎関節症用の体操を一部お教えして、次回は1週間後に予約を取りました。

 

2回目とその1週間後の3回目に来られたときはあまり変化はありませんでしたが、そのまた1週間後の4回目に来られたときはあごの痛みが10段階で6ぐらいにまでなっていました。

 

そこで前回と同様のはり施術と手技療法を行い、顎関節症用の体操を全てお教えしました。次回も1週間後に予約を取りました。

 

5回目に来られたときは顎の痛みが10段階で3か4にまでなっていました。そこでまた仰向けになって頂き、顎関節症に関係する手足のつぼと顔面部に鍼施術をしました。

 

次にうつ伏せになっていただき体の傾きを取るため背骨の調整を行いました。

 

最後に再び仰向けになっていただき、顔面部の筋肉の緊張を取り除く手技療法を行いました。

 

体操を毎日必ず行うことを改めて指導して、次回は2週間後に予約を取りました。

 

6回目に来られたときは前回とほとんど変化はありませんでしたが、その2週間後の7回目に来られたときはあごの痛みが10段階で1か2程度にまでなっていました。

 

そこでまた同様の施術を行いました。この時点で口を普通に開けていられるようになり歯科の勧めもあって、歯の矯正に専念することになりました。

 

よって、顎の体操を続けていただくことを条件に、施術を終了することにしました。