弁天通り接骨院

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後頭神経痛

 練馬区高松 50代 男性

2017年の6月に来て頂いたこのお客様はデスクワークの方です。

 

去年の春ごろから右側の後頭部にしびれを感じ始めました。その後は同じところがズキズキとした痛みを感じるようになってきたので悪化したと思い、脳外科に行ったそうです。

 

脳に異常はないのですが、血圧が高いのとストレートネックであること、仕事柄パソコンを長時間使うこと、慢性副鼻腔炎(ちくのう)であることなどが複合的に原因となっていると言われました。

 

しかしこれ以上薬を増やしたくないこと、セルフケアを全く教えてもらえなかったことから他院をさがそうと重い、奥様の勧めで弁天通り接骨院にいらっしゃいました。

 

お話を伺ってみると、昨日の出張で飛行機に乗っている最中に非常に強い痛みが右後頭部に出たそうです。そのズキズキとした痛みがだんだん強くなっており、時間に関係なく表れます。

 

お風呂に入るかロキソニンを飲むかしないと痛みは軽くなりません。食べ物は右側の歯で噛むことが多くお荷物は右肩に掛けることが多いそうです。使用している枕は低反発のものを長年使っています。

 

週に2、3回は自転車通勤をしており、そのたびに大量の汗をかきます。

 

体の状態をみてみると、肩の筋肉の緊張が非常に強く、それが背中にまで広がっているせいか、呼吸が少し浅いとご本人は感じています。

 

そこでまず、上半身の頭痛に関係する筋肉を1つずつ緩めていく手技療法を施し、そして頭痛用の首と肩の体操をお教えしました。

 

また、左右均等に荷物を持つことと物を噛むこと、1日に2リットル以上は水分補給をすること、特に自転車通勤の日は多めに摂ること。

 

作り方をお教えした硬めの、高さの合った枕を使用することを指導して、次回は1週間後に予約を取りました。

 

2回目に来られたときはあまり変化はありませんでしたが、その1週間後の3回目に来られたときは後頭部の痛みが10段階で7か8にまでなっていました。前回と同様に手技療法を行い、頭痛用の体操を毎日必ず行うことを改めて指導して、次回も1週間後に予約を取りました。

 

4回目に来られたときは後頭部の痛みが10段階で5程度になっていました。そこでまた、上半身の頭痛に関係する筋肉を1つずつ緩めていく手技療法を施しました。次回は2週間後に予約を取りました。

 

5回目に来られたときは前回とあまり変わりありませんでしたが、その2週間後に来られたときは後頭部の痛みが10段階で1か2程度になっていました。

 

そして、今度はその3週間後に来て頂くと頭痛がほとんど感じなくなっていました。また再発する前に早めにいらっしゃることを条件に施術を終了としました。