弁天通り接骨院
〒176-0001 東京都練馬区練馬1-33-13
(西武池袋線、有楽町線、副都心線、大江戸線練馬駅から徒歩3分)
練馬区練馬 40代 女性
2018年の1月に来て頂いたこのお客様はデスクワークの方です。
もともと左の顎関節に弱い痛みがありましたが、約5年前に硬い物を食べてから口を開けると右の顎関節付近から音がするようになったそうです。
そのうち右にも痛みが出るようになったので近所の歯科でマウスピースを出して頂きましたが、どうしてもなじめず止めてしまいました。
その他、整体や整骨院に行き様々な矯正を受けてみましたが芳しくないので、ご自分でネットを検索し弁天通り接骨院を見つけていらっしゃいました。
お話を伺ってみると、普段からグミのような弾力のある比較的硬い食べ物をよく食べますが右側の歯で噛むことが多く、その割には左に比べて浮いているような感じがするそうです。
脚を組んだりあぐらをかくことが多く、寝るときは柔らかいベッドに低い枕を使い、左を下にして寝ることが多い。また、最近は職場でもプライベートでも精神的なショックを受けることが多々あったそうです。
身体の状態をみてみると、体の重心が右寄りで、肩も右が下がっていました。また、左手と左足のツボに反応がありました。
そこでまず、仰向けになって頂き、顎関節症に関係する手足のつぼと顔面部に鍼施術をしました。
次にうつ伏せになっていただき右の骨盤の傾きを取るために骨盤の調整を行いました。最後に顔面部の筋肉の緊張を取り除く手技療法を行いました。
また、左右均等に荷物を持つこと、硬い物や弾力のある食べ物を控えることと左右両方の歯を同じ頻度で使うこと、脚を組んだりあぐらをかいたり横座りをしないこと、
硬めのベッドか床に布団を1枚敷くなどに変え、高さの合った枕を使うこと、精神的なストレスは症状を悪化させる原因になるので解消していくよう心掛けることを指導しました。
また、顎関節症用の体操をお教えして、次回は1週間後に予約を取りました。
2回目とその1週間後の3回目に来られたときはあまり変化はありませんでしたが、4回目に来られたときはあごの痛みが10段階で7か8になっていました。そこでまたはり施術と手技療法を行い、顎関節症用の体操を改めてお教えして、次回も1週間後に予約を取りました。
5回目に来られたときはあごの痛みが10段階で5程度になっていました。前回と同様に仰向けになって頂き、顎関節症に関係する手足のつぼと顔面部に鍼施術をしました。
次にうつ伏せになっていただき右の骨盤の傾きを取るために骨盤の調整を行いました。
最後に顔面部の筋肉の緊張を取り除く手技療法を行いました。次回は2週間後に予約を取りました。
6回目に来られたときはあごの痛みが10段階で3か4にまでなっていました。同様の施術の後、次回は3週間後に予約を取りました。
その後あごの痛み自体はほぼ収まったのでご本人は満足されていますが、右の顎関節から依然として音がすることから完全に取り除きたいと思い、月に1回のペースでメンテナンスに通われています。