弁天通り接骨院
〒176-0001 東京都練馬区練馬1-33-13
(西武池袋線、有楽町線、副都心線、大江戸線練馬駅から徒歩3分)
練馬区桜台 30代 男性
2016年の12月に来て頂いたこのお客様はデスクワークの方です。
もともと5、6年前から偏頭痛があり、月に2、3回は出ていました。その上このところ仕事が特に忙しいせいか、10日前から左の後頭部にまでピリピリとした痛みが出るようになりました。
頭痛外来で片頭痛と後頭神経痛の併発でしょうと言われ、痛み止めの飲み薬を処方されましたが痛みがひかないため、弁天通り接骨院にいらっしゃいました。
お話を伺ってみると、猫背の上にストレートネックであり、加えてパソコン業務の忙しさから重度の肩こりで悩んでいるそうです。
後頭部の痛みは触れるとピリッとした痛みがここ数日続けてあり、お風呂に入ったり横になってリラックスすると多少は良いですが、なくなることはありません。
食べ物を左側の歯で噛むことが多く、視力も左目のほうが悪いそうです。枕の高さは合っているとは思えません。揚げ物や炒め物を好んで食べますが、水分はあまり意識して摂っていません。
体の状態をみてみると、テレビを正面を向いて見ていないことやほおづえをつく癖があることから首の筋肉の緊張が強く、肩こりも非常に強い状態です。脚を組んだり、片方の肩に荷物を掛けていることから右肩が下がっていますし、腰痛も慢性的にあるようです。
そこでまず、上半身の頭痛に関係する筋肉を1つずつ緩めていく手技療法を施し、そして頭痛用の首と肩の体操をお教えしました。
また、左右均等に荷物を持ったり物を噛んだりすること、脚を組まないこと、テレビは正面から見ること、ほおづえをつかないこと、水分を体格からして1日に2リットルは摂取すること、硬く高さの合った枕を使うことを指導して、次回は1週間後に予約を取りました。
2回目に来られたときは後頭部の痛みが10段階で7か8にまでなっていました。そこでまた前回と同様の手技療法を行い、頭痛用の体操に加えて肩をほぐすための体操をお教えしました。水分をしっかり補給することを指導して、次回も1週間後に予約を取りました。
3回目に来られたときは痛みが10段階で半分程度にまでなっていました。上半身の頭痛に関係する筋肉を1つずつ緩めていく手技療法の後、改めて体操をお教えして、次回は2週間後に予約を取りました。
4回目に来られたときは後頭部の痛みが10段階で3か4にまでなっていました。施術の後、体操の更なる励行と水分摂取を指導して、次回は3週間後に予約を取りました。
5回目に来られたときは痛みはほぼなくなっていました。但し偏頭痛はまだたまに出るとのことなので、今後も月に1回程度のペースでメンテナンスをしていきます。