弁天通り接骨院

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脊柱管狭窄症による慢性腰痛とそれに伴う神経症状

 練馬区早宮 70代 女性

2017年の7月に来て頂いたこのお客様は主婦の方です。

 

2年前に腰の分離・すべり症になったものの一時は痛みを感じないほどになっていたそうですが、4か月前からまた腰の痛みが悪化してきました。

 

そのため同じ整形外科でみて頂いたところ、脊柱管狭窄症も併発していました。「すべり症は変化なく、狭窄症はそれほど重度ではない」と言われ、しばらく通って神経根へのブロック注射を数回受けていたそうですがあまり芳しくありませんでした。

 

また、腰痛専門として有名な病院にも行き手術を勧められたそうですが、「その前にできることは全てしてみたい」ことから娘さんに検索してもらい弁天通り接骨院にいらっしゃいました。

 

お話を伺ってみると「以前は1、2週間で痛みが取れていたが、今回は痛みだけでなく立っているだけで左脚全体がしびれてくる」。他の病院で「体幹を鍛えなさい」と言われ、プールで水中歩行を行っていたがかえって痛みが増してしまいました。

 

家庭菜園をしていてしゃがむことが多い、荷物を左手で持つことか左肩から斜めに掛けて持つことが多いそうです。

 

体の状態をみてみると、左肩が下がっており右の骨盤が傾いていました。腰部から左臀部にかけて筋肉の緊張が強く動かし方によっては痛みやしびれが脚に向かって走りました。

 

そこでまず腰と左の臀部から脚部にかけて鍼施術を行いました。そして骨盤の調整を一部と背骨の矯正をしました。

 

また症状が重いので整形外科での注射や投薬と平行してこちらでも施術を行うことを提案させて頂きました。

 

プールでの水中歩行と家庭菜園を中止し、お荷物を左右均等に持つこと、寝るとき以外はコルセットをすることを指導して、次回は5日後に予約を取りました。

 

2回目から1週間ごとに6回目まで続けましたがあまり変化はありませんでした。しかしその1週間後の7回目に来られたときは腰の痛みと脚のしびれが10段階で8ぐらいになっていました。そこでまた前回と同様にはり施術と手技療法を行い、腰痛体操の一部をお教えしました。

 

コルセットを必ずすること、薬は指定通りに飲むことを指導して、次回も1週間後に予約を取りました。

 

8回目に来られたときは特に変わりはありませんでしたが、その1週間後の9回目に来られたときは痛みやしびれが10段階で5か6にまでなっていました。そこでまた腰と左の臀部から脚部にかけて鍼施術を行いました。

 

そして骨盤の調整を一部と背骨の矯正をした後、腰と股関節周りの筋肉を緩める手技療法を施しました。コルセットは外出中のみすることと、腰痛体操を全てお教えし毎日行うことを指導して、次回は2週間後に予約を取りました。

 

10回目から12回目までは特に変化はありませんでしたが、13回目に来られたときは腰の痛みや脚のしびれが10段階で3か4にまでなっていました。また、その時点で病院でみて頂いたところ、手術を延期することが決まり喜んでいらっしゃいました。

 

引き続きはり施術と手技療法を行い、腰痛体操以外にプールでの水中歩行を指導して、次回は3週間後に予約を取りました。

 

その後は痛みやしびれが出たり出なかったりの状態が続いていますが、月に1回のペースで悪化はしておらず、手術よりはましとご本人も納得して今も通われています。