弁天通り接骨院

〒176-0001 東京都練馬区練馬1-33-13
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ブログその4

 物足りなさと温かさ

我が弁天通り接骨院へいらっしゃったお客様のほとんどは、私の「手」を使った療法で対応させて頂いております。

 

そのときに必ずといっていいほど頂く感想が「思ったよりも痛くないんですね」「こんな弱い刺激でもいいんですか」「ソフトですね」「少し物足りない気もします」「今まで通っていたところはかなり痛かったので」などです。

 

確かに私が行う手技療法は比較的低刺激なものかもしれません。しかし、それには今までの経験から自分なりに良かれと思ってやっていることなのです。今回はまずそのことについて書いてみたいと思います。

 

私は今から約20年前に「あんま・指圧・マッサージ師」という国家資格を取りました。そのために3年間専門学校に通ったのですが、そこでの授業で何度となく教わったことが「マッサージは少々物足りないぐらいがちょうどいい」ということです。

 

受け終わって「あー大満足」ではやりすぎなのではないか、そう教わってきました。私自身も勉強を兼ねて実際、時間の許す限り様々な手技療法をよそで受けてきていますが、やはり少々物足りない位の刺激量で丁度良い気がします。いわゆる「もみかえし」もほとんどありませんし。

 

皆さんもお気づきでしょうが、ここ数年で「整体」という国家資格のない方々も私共の業界に大勢参入されています。全員が全員とは言いませんが、中には乱暴なやり方でお客様にあたる方もいるようです。

 

以前よそで刺激の強い施術を受けられてベッドから起きられなくなり、その数時間後にこちらに来られた方がいらっしゃいました。お身体の状態をみてみると、痛みが悪化した部分が炎症が強くなってしまったせいか熱を持っており、すぐには触れないような状態でした。

 

また、体には一種の「防御反応」があり、自分にとって強すぎる刺激に対しては、体に力を必要以上に入れて硬くし、守ろうとすることがあります。このような状態ではこちらが意図した効果をお客様に与えることはできません。

 

反対に、今では私共の方法も含めて比較的刺激の少ない手技で必要な効果を得られる方法はたくさんございます。

 

ただでさえお辛い状態でいらっしゃるのに、その上強めにお尻を叩かれてせかされるほうがいいか、それとも優しく肩に手を添えて促されるほうがいいか、あなたならもうお分かりですよね。

 

もう一つが当接骨院で私の手技を受けられたお客様から頂く言葉が「手が温かいですね」というものです。

 

私はもともと温かい方でしたが、今の仕事をするようになってからなおさらそうなったようです。なかには同業のマッサージ師の方で、いざ仕事になると手が温かくなってくる人もおります。一種のプロ根性なのでしょうか。