弁天通り接骨院

〒176-0001 東京都練馬区練馬1-33-13
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:00 土曜日9:00~17:00

03-5999-6636

顎関節症

 練馬区練馬 20代 女性

2017年の8月に来て頂いたこのお客様は立ち仕事の方です。

 

2か月程前から朝起きると右のあごを中心に右の顔全体が痛み特に口を開けると強い痛みを覚えます。

 

かかりつけの歯医者さんで痛み止めを頂きましたが効果がなく、昨晩にいたっては食事中に食べていて右の顎から音がするようになってしまいました。このままでは酷くなるばかりではと心配になり、頭痛も出てきたため、いつも通っている商店街の中で見つけた弁天通り接骨院にいらっしゃいました。

 

お話を伺ってみると、以前から骨盤がずれやすく中学時代には右脚が痛くて立てなくなったことがあります。えらが張っていることをご本人が気にしており、つい両方のほほを押さえる癖があるそうです。

 

その他のど飴をかむ、仕事中立っているとき右肩をつけてよりかかる、荷物を右手で持つか右肩に掛ける、もしくは右手でカートを引くという癖もあります。枕は柔らかいものを使用し、しかもうつぶせ寝です。虫歯はありますが痛みはなく、寝ているときに歯をカチカチ鳴らしているそうです。

 

体の状態をみてみると、体の重心が右に傾いて骨盤にもそれが現れています。右肩が左より高くなっており、右の首から肩にかけての筋肉の緊張が非常に強い状態です。

 

そこでまず、うつ伏せになって頂き、後頭部から頚肩部にかけての緊張を取り除くために鍼施術をしました。そして骨盤の調整と背骨の矯正を行いました。

 

次に仰向けになって頂き、顎関節症に関係するつぼと顔面部にはりをしました。最後に両肩と首、そして顔面部の筋肉の緊張を取り除く手技療法を行いました。

 

また、顎関節症はメンタル面も大きく関係するので、えらが張っていることを気にせずあまりほほを押さえないこと、左右均等に荷物を持つ、高さの合った硬めの枕を使い少なくとも横向きで寝ることを指導して、次回は1週間後に予約を取りました。

 

2回目はほとんど変化はありませんでしたが、その1週間後の3回目に来られたときはあごの痛みに変化はありませんでしたが、頭痛がほぼ出なくなりました。

 

そこでまた同様にはり施術と手技療法を行い、硬さの合った硬めの枕に変えること、できればマウスピースの処方と虫歯の処置をしてもらうよう指導して、次回も1週間後に予約を取りました。

 

4回目に来られたときは右顎の痛みが10段階で7か8にまでなっていました。そこでまたうつ伏せになって頂き、後頭部から頚肩部にかけての緊張を取り除くために鍼施術をしました。

 

そして骨盤の調整と背骨の矯正を行いました。次に仰向けになって頂き、顎関節症に関係するつぼと顔面部にはりをしました。最後に両肩と首、そして顔面部の筋肉の緊張を取り除く手技療法を行いました。

 

そして今回から顎関節症用の体操をお教えし1日に1回するよう指導して、次回は2週間後に予約を取りました。

 

5回目に来られたときは前回とあまり変化はありませんでしたが、その2週間後の6回目に来られたときはあごの痛みが10段階で4か5にまでなっていました。

 

そこでまた前回と同様の施術を行い、顎関節症用の体操を必ず1日に1回は行うことを改めて指導して、次回は3週間後に予約を取りました。

 

7回目に来られたときは顎のいたみがほぼありませんでした。但しからだのバランスを崩しやすいため、その後も月に1回のペースでメンテナンスにいらっしゃっています。