電話やメールによるお問い合わせによくあるのが「病院で手術を勧められたのですが、なるべくなら手術をしたくありません。このような場合でもそちらでみて頂けるのでしょうか？」というものです。

 

お気持ちは大変良く分かります。手術はいろんな意味で大事（おおごと）です。

 

手術をするとなると、大抵は１か月弱入院して３ケ月リハビリという話をよくお聞きしますし。お仕事をされている方でしたら、これらの期間中お休みしたり満足に動けないことはかなりのペナルティですから、二の足を踏むことは当然でしょう。

 

もちろんこちらは接骨院ですので、手術はできません。ではこのようなお客様を全てお断りするかというとそうではありません。むしろお受けすることが多いのです。それは何故なのか？

 

そもそも手術を勧められる状態とは、「骨の変形を伴った、もしくはそれが原因となっている」ことがほとんどと思われます。例えば腰でいうと、お問合せで多いのが「変形性脊椎症（へんけいせいせきついしょう）」「脊柱管狭窄症（せきちゅうかんきょうさくしょう）」。

 

首や腰でいうと、「ヘルニア」。膝でいうと、「変形性膝関節症（へんけいせいしつかんせつしょう）」などなど。

 

これらの状態を正常な形に戻すことにより、お客様の悩みである腰や首や膝にある痛みや、腕や脚に出る痛みやしびれを取り除くという発想です。

 

では右のような痛みやしびれや全て骨の変形からくるものなのでしょうか？答えは「ノー」です。

 

筋肉の緊張や神経への圧迫、血液の流れが悪い等、骨の変形以外が原因となっている場合もあるのです。しかも意外と多く。

 

このような状態でしたら私共のような接骨院でも解決できます。

 

但し、良くなるまでの期間はある程度長くかかることを覚悟して下さい。なにしろ手術レベルの状態なのですから、それなりに悪い状態であることは間違いないのです。

 

手術をしても必ずしも完全に元通りになるという保証はありませんし、ヘルニアに限っていえば手術をした場合と手術をせずに保存療法（電気、牽引、コルセットによる固定など）を選択した場合とでは予後に大きな差はないというデータもあるそうです。

 

逆にこちらで受けた施術により痛みやしびれといった悩みから解放された方も少なからずいらっしゃいます（詳しくは各症例を参照して下さい）。

 

ですから手術という思い切った選択をされる前に、我が弁天通り接骨院にお任せ頂けたらと思います。痛くも怖くもありませんよ。