弁天通り接骨院
〒176-0001 東京都練馬区練馬1-33-13
(西武池袋線、有楽町線、副都心線、大江戸線練馬駅から徒歩3分)
練馬区練馬 50代 女性
2016年の3月に来て頂いたこのお客様はデスクワークの方です。
前年の10月ぐらいから左肩が痛くて腕が上がらない、後ろにいかない、たまにしびれるという状態に悩まされ、3ヶ所の病院に行かれたそうです。
1か所では注射と湿布、もう1か所ではマッサージを少し受けられたそうですがあまり満足できなかったので、ご近所の紹介で弁天通り接骨院にいらっしゃいました。
お話を伺ってみると、血圧が高くお薬を飲んでいます。数年前にも左肩が痛くなったことがあり、そのときは「近所の中国マッサージに行って良くなった」そうです。
仕事中は座ったまま上半身を右に捻る姿勢をとることが多く、普段から体操やスポーツは一切していません。お荷物は右肩に掛け、長年使用している枕は柔らかめのものです。
体の状態をみてみると、左肩が下がっており左腕は肩の高さまでしか上がりませんが、筋肉の緊張や熱を持っているといったことはありませんでした。肩に痛みを感じるときは指先の動きがやや悪くなるようにみえました。
そこでまず、左肩を上にして横向きに寝て頂き、左肩から左腕にかけて鍼施術を行いました。
次にうつ伏せになって頂き背骨の矯正をしてから上半身と左腕のマッサージを行い、最後に左肩の運動療法を施しました。
荷物を左右均等に持つこと、硬めの枕を使うこと、血圧が高めの方は左肩に症状が現れやすいのでお薬を決められた通りに飲むこと、基礎的な五十肩用の体操をお教えして次回は1週間後に予約を取りました。
2回目から4回目までは特に変化はありませんでしたが、その1週間後の5回目に来られたときは左肩の痛みが10段階で7か8にまでなっていました。
そこでまたはり施術と手技療法を行い、硬めの枕を使うことと五十肩用の体操を改めてお伝えして、次回も1週間後に予約を取りました。
6回目はあまり変わりありませんでしたが、その1週間後の7回目に来られたときは肩の痛みが10段階で「半分」ほどになっていました。
そこでまた、左肩を上にして横向きに寝て頂き、左肩から左腕にかけて鍼施術を行いました。次にうつ伏せになって頂き、背骨の矯正をしてから上半身と左腕のマッサージを行い、最後に左肩の運動療法を施しました。
そして五十肩は反対側にも出る場合が多々あることから、今回から肩全体の体操を新たにお教えして、次回は2週間後に予約を取りました。
8回目に来られたときはほとんど変化はありませんでしたが、その2週間後の9回目に来られたときは左肩の痛みが10段階で3日4にまでなっていました。
よってまたはり施術と手技療法を行い、肩体操の更なる励行を指導して、次回は3週間後に予約を取りました。
10回目に来られたときは肩の痛みが10段階で1か2にまでなっていました。そこでまた同様の施術を行い、その次は4週間後に来て頂きましたが、そのときはほとんど痛みがなくなり、動きも問題なかったので、本人のご希望通り施術を終了と致しました。