弁天通り接骨院

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片頭痛

 練馬区練馬 40代 男性

2017年の6月に来て頂いたこのお客様は力仕事・立ち仕事の方です。

 

約30年近く前から頭部の左側に現れる片頭痛に悩まされています。ご本人が思い当たる当時の原因としては、精神的なストレスから不眠ぎみになったり、気がつくと歯を強く噛みしめる癖がついたことが考えられます。

 

その後、自律神経失調症による過呼吸になったり、後ろから車に追突される交通事故に遭ったことがあるそうです。

 

季節の変わり目や気圧の変化したとき、肩こりを感じたとき、飲酒時に頭痛が現れます。

 

その出方は拍動に合わせたり、締め付けられるようにであったり、ズキズキしたり、しびれるようであったり、重くなったりします。

 

またそれと同時に、臭いに敏感になったり、体が動けなくなったり、無気力、吐き気、光がまぶしい、目の奥が痛苦しい、目が開けられないという症状を伴います。

 

このような状態が、週に1回、12時間程度続くため、病院であらゆる頭痛薬を処方されていましたがあまり効かないので行かなくなり、ご自分で買った市販の頭痛薬を量を守らず飲み続けて体調も壊しかけていたところ、ご友人の紹介で弁天通り接骨院にいらっしゃいました。

 

お話を伺ってみると、三半規管が弱く乗り物に酔い易い、「右あごを開けるとキーンとする」、アレルギーのせいか鼻づまりで口呼吸することが多いそうです。

 

左側の歯で噛むことが多く、入浴は温めると偏頭痛が悪化するのでシャワーで済ませる、1日に20本のたばこはかかせない、寝るときは枕を使わずうつ伏せか横向きで寝る、脚を組んだりほおづえをつくことがあります。

 

そこでまず、上半身の頭痛に関係する筋肉を1つずつ緩めていく手技療法を施し、そして頭痛用の首と肩の体操をお教えしました。

 

また、市販の頭痛薬は用量を守って飲むこと、左右均等に物を噛むこと、たばこを少しでも減らすこと、なるべく硬めの枕を使いできればうつ伏せ寝をやめること、脚を組んだりほおづえをつかないことを指導して、次回は1週間後に予約を取りました。

 

2回目に来られたとき、その1週間後の3回目に来られたときも特に変化はありませんでした。そこで少しでも調子が良いときや外出しないときは、なるべく頭痛薬を服用しないもしくは減らすことを指導して、次回も1週間後に予約を取りました。

 

4回目に来られたときも特に変化はありませんでしたが、その1週間後の5回目に来られたときは頭痛の現れる時間が少し短くなってきたそうです。そこでまた、上半身の頭痛に関係する筋肉を1つずつ緩めていく手技療法を施しました。

 

また、相変わらず「右あごを開けるとキーンとする」、左側の歯で噛むことが多いことから体のバランスをみてみると、重心が左に傾いていました。そのため今回から背骨の矯正を加えました。次回も1週間後に予約を取りました。

 

6回目に来られたときは頭痛の現れる時間がほぼ半減したそうです。そこでまた前回と同様の施術を行い、次回は2週間後に予約を取りました。

 

7回目に来られたときは変化はありませんでしたが、その2週間後の8回目に来られたときは頭痛がほとんどなかったそうです。そこでまた背骨の矯正と上半身の頭痛に関係する筋肉を1つずつ緩めていく手技療法を施しました。

 

そして頭痛用の首と肩の体操の更なる励行を指導して、次回は3週間後に予約を取りました。

 

9回目に来られたときは軽い頭痛が2回ほどありましたが薬は飲まなかったそうです。

 

その後も軽い頭痛は残っているので3週間に1回のペースでいらっしゃっていますが、頭痛薬の服用はされていないようです。