弁天通り接骨院

〒176-0001 東京都練馬区練馬1-33-13
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腰椎分離・すべり症からくる慢性腰痛の症状

 練馬区練馬 60代 女性

 

2015年の10月に来て頂いたこのお客様は主婦の方です。

 

3年前から腰痛で整形外科に通い、その頃から2か所の腰椎すべり症と言われていました。

 

今まで複数回の注射による施術と、飲み薬を飲み続け、週に3回ずつ毎週リハビリに行っていたそうです。しかし最近では右脚にしびれが少しづつ出始めたため、今までの施術だけでは不安になり、整形外科と平行して施術を受けてみたいとの希望から、他のお客様のご紹介で弁天通り接骨院にいらっしゃいました。

 

お話を伺ってみると、毎日続けているウォーキングができないほど右の臀部から脚がしびれており、少々つまづき易くなっているそうです。

 

体重がやや増加傾向にありダイエット中。買い物のときは右手でカートを引き、座っているときに脚を組む癖があります。自宅ではソファ―を愛用し、ベットは柔らかめです。

 

脚のしびれがなくなったらご主人とゴルフに行くことを希望されています。

 

体の状態をみてみると、右肩が下がっており、骨盤は右が傾いています。腰椎は皮膚から触れても分かるほど変形があります。右の腰部・臀部から大腿部にかけて筋肉の緊張が非常に強い状態です。

 

そこでまず、腰痛が強いことから腰と右臀部、右脚全体に鍼施術を行いました。そしてごく軽めに下半身に対する手技療法を行いました。

 

荷物を左右均等に持つこと、脚を組まないこと、ソファーをなるべく使わずベッドのかわりにふとんを1枚敷いた上に寝ること、寝るとき以外はコルセットをしておくことを指導して、次回は1週間後に予約を取りました。

 

2回目から5回目までは1週間ごとに来られましたがあまり変化はありませんでした。しかしその1週間後の6回目に来られたときは腰の痛みが10段階で7か8になっていました。

 

そこで今度は前回までの施術に加えて骨盤の調整と背骨の矯正を行いました。コルセットは外出時のみすることと自宅でできる腰痛体操を指導して、次回も1週間後に予約を取りました。

 

7回目と8回目はあまり変わりありませんでしたが、9回目に来られたときは痛みが10段階で5か6になっていました。そこでまた腰部と右の臀部から脚部にかけてはり施術をしました。

 

そして脊椎の矯正と骨盤の調整を行い、腰と股関節周囲の筋肉を緩める手技療法を行いました。腰痛体操の更なる励行を指導して、次回は2週間後に予約を取りました。

 

10回目に来られたときは腰痛が10段階で3程度にまでなっていました。そこでまた前回と同様の施術を行い、次回は3週間後に予約を取りました。

 

11回目に来られたときは腰痛は多少残っているものの、脚のしびれはほとんどありませんでした。4日前にゴルフにいってみたそうですが、なんとかできたそうです。

 

但し腰痛は完全になくなったわけではありませんし、骨の変形は変わらないので悪化する危険性が今後も残ることから、4週間ごとにメンテナンスを続けています。