弁天通り接骨院

〒176-0001 東京都練馬区練馬1-33-13
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群発性頭痛

 練馬区田柄 40代 女性

2017年の4月に来て頂いたこのお客様はデスクワークの方です。

 

20歳前後からまず緊張性頭痛になり、その後ここ20年ほどは出始めると約1ケ月は続く群発性頭痛に悩まされているそうです。

 

総合病院や脳外科でCTやMRIの検査をし、薬や注射までしてきましたが満足できる成果が得られないため、弁天通り接骨院にいらっしゃいました。

 

お話を伺ってみると、約10年前に交通事故に遭ってから特に頭痛がひどくなり始めており、気圧の変化や季節の変わり目、3月から5月・秋口などによく現れるそうです。

 

このところズキズキと痛む頭痛が徐々に悪化してきているような気がして、毎日2時間は続きます。

 

それに伴って話せなくなったり歩けなくなったり、吐き気がしたり、光がまぶしく感じたり、目の奥が痛苦しくなったり、目が開けられなくなったりします。食べ物は左側の歯で噛むことが多く、睡眠時間は4時間程しか取れません。

 

入浴はシャワーで済ませることが多く、お酒を週に3回と煙草を日に30本は吸います。使用している枕は素材も高さが合っているかも分かりません。揚げ物や炒め物を好み、缶コーヒーを毎日飲み他の水分は日に1リットルも飲みません。

 

お荷物は左手で持つことが多く、座っているときに脚を組む癖があり、寝ながら携帯電話を長時間使います。

 

体の状態をみさせて頂くと、左肩が下がっており、体の重心は右寄りです。後頸部から肩にかけての筋肉の緊張が強く、首の回旋は右にやや制限がありました。

 

そこでまず、上半身の頭痛に関係する筋肉を1つずつ緩めていく手技療法を施し、そして頭痛用の首と肩の体操をお教えしました。

 

また、左右均等に荷物を持ったり物を噛むこと、座るときに脚を組まないこと、週に1回でもいいから湯船につかること、高さの合った硬めの枕を使うこと、煙草は控えめにして、水やお茶で水分を日に1.5リットルは摂ること、なるべく揚げ物や炒め物を控えて野菜や海草類を意識して摂ること等を指導しました。次回は1週間後に予約を取りました。

 

2回目とその1週間後の3回目に来られたときはほとんど変化がなかったので、右側の骨盤を調整する手技療法を加えました。

 

そして1週間後の4回目に来られたときは痛みが10段階で7か8にまでなっていました。そこでまた前回と同じ施術を行い、頭痛体操の更なる励行と水分の摂取を指導して、次回も1週間後に予約を取りました。

 

5回目に来られたときは前回とあまり変化はありませんでしたが、その1週間後の6回目に来られたときは痛みが10段階で4か5にまでなっていました。

 

よってまた右側の骨盤を調整し、上半身の頭痛に関係する筋肉を1つずつ緩めていく手技療法を施して、次回は2週間後に予約を取りました。

 

7回目に来られたときは頭痛がほぼなくなっており、今回の発生期間を過ぎたものと判断しました。但し本人のご希望により次回の頭痛を少しでも軽くするために、2か月ごとに定期的な施術を続ける予定です。