弁天通り接骨院
〒176-0001 東京都練馬区練馬1-33-13
(西武池袋線、有楽町線、副都心線、大江戸線練馬駅から徒歩3分)
練馬区練馬 30代 男性
2017年の5月に来て頂いたこのお客様はデスクワーク及び立ち仕事の方です。
もともと高校生の頃から片頭痛に悩まされており、群発性頭痛が出始めたのは20歳くらいからだそうです。
4年前に脳外科でCTを撮りましたが、ストレートネックであって脳に異常はありませんでした。地元の内科で群発性頭痛を疑われ、薬を頂いていましたがあまり芳しくないため、弁天通り接骨院にいらっしゃいました。
お話を伺ってみると飲酒が頭痛発生の引き金になることが多く、締め付けられたりズキズキした痛みがだんだん強くなってきています。
頭痛が出ると吐き気がし、目の奥が痛苦しくなり、光、特に夕日が目に入ると右眼のみ涙が出てしまいます。このような頭痛が週に3,4回、朝や夜中に約3時間程続きこれが1日消えません。
食べ物を左で噛む癖があり、お菓子や揚げ物、炒め物を好んでよく食べ炭酸や缶コーヒーもよく飲みますが、野菜不足で水やお茶による水分補給は十分ではありません。
荷物は右肩に掛けることが多く、脚を組んだり寝ながら本を読んだりします。枕は綿のような柔らかい素材のものを使っています。
体の状態をみさせて頂くと、首から肩にかけての筋肉の緊張が強く、左の肩が下がっています。右の骨盤に傾きがあり、背骨も右側にずれていました。
そこでまず、右の骨盤の傾きを調整し、上半身の頭痛に関係する筋肉を1つずつ緩めていく手技療法を施しました。
そして頭痛用の首と肩の体操をお教えした上で、荷物を左右均等に持つ、食べ物を左右均等に噛む、脚を組まない、高さの合った硬めの枕を使う、水分や野菜・海藻を積極的に摂るなどを指導して、次回は1週間後に予約を取りました。
2回目に来られたときは特に変化がありませんでしたので、前回の施術に加えて脊柱の矯正をしました。次回もまた1週間後に予約を取りました。
3回目に来られたときは夜中の頭痛は出なくなっていました。しかしそれ以外は1日置きに頭が重くなる症状が現れていました。
そこでまた前回と同じように右の骨盤の傾きを調整し脊椎の矯正をした後で、上半身の頭痛に関係する筋肉を1つずつ緩めていく手技療法を施しました。
改めて1日に1.5リットルは水分を補給することを指導して、次回は2週間後に予約を取りました。
4回目に来られたときは特に変化はありませんでしたが、そのまた2週間後の5回目に来られたときは頭痛の出る回数が週に1回になっていました。よって前回と同じ施術の後、次回は3週間後に予約を取りました。
6回目に来られたときは「この10日間、頭痛が出ていない」とおっしゃっていました。群発性頭痛の特徴である、頭痛発生の時期を過ぎたと判断して、一旦施術を中止しました。その後、2カ月に1回のペースで経過を観察していくこととしました。