弁天通り接骨院

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群発性頭痛

 練馬区早宮 40代 男性

2016年の4月に来て頂いたこのお客様は立ち仕事の方です。

 

この20年余り毎年のように頭痛に見舞われ、特にこの2,3年は強く出る傾向にあります。

 

脳神経外科で出して頂いた3種類の頭痛薬を毎日3回ずつ飲んでいましたがあまり効果を実感できないため弁天通り接骨院にいらっしゃいました。

 

お話を伺ってみるとお母様の頭痛持ちだそうです。飲酒時に頭痛が発生することが多く、その痛みは拍動に合わせて痛んだり、ズキズキしたり、頭が重くなったりします。

 

頭痛が出ると動けなくなり、無気力になったり、吐き気がしたり、(左)眼の奥が痛苦しくなるそうです。主に夕方に痛くなることが多く、冷やすと多少は楽になります。

 

また、左側の歯で噛むことが多く、つい最近まで右上のかぶせ物が取れていた。荷物を右肩にかけて持つことが多い、枕もベットも柔らかいものを使用している。水分・野菜が不足している。

 

姿勢が悪く、ストレートネックである、呼吸が浅く、ふくらはぎを触られると痛みを感じることがあるそうです。

 

体の状態をみてみると、左肩が下がっており、体の重心は左に傾いています。また、首の後ろの筋肉が強く緊張していました。

 

そこでまず、左の骨盤の傾きを調整し、上半身の頭痛に関係する筋肉を1つずつ緩めていく手技療法を施しました。

 

そして頭痛用の首と肩の体操をお教えした上で、荷物を左右均等に持つ、食べ物を左右均等に噛む、高さの合った硬めの枕を使う、水分や野菜を積極的に摂るなどを指導して、次回は1週間後に予約を取りました。

 

2回目から4回目までは1週間ごとに来られていましたが全く変化がなかったので改めてお話を伺ったところ、「少しでも痛みが出始めると怖くなってすぐ薬を飲んでしまう」そうです。

 

しかも強い薬のため、こちらの施術の効果を確認できないことから、せめて3回に1回は薬を控えて頂くよう指導しました。

 

また、頭痛用の体操を毎日励行すること、硬めの枕に変えること、水分をできれば1日に2リットルは摂ることをお伝えして、次回も1週間後に予約を取りました。

 

5回目もあまり変化がありませんでしたが、その1週間後の6回目に来られたときは頭痛がやや軽くなった感じがして、薬を飲む回数を若干減らすことができました。

 

そこでまた左の骨盤の傾きを調整し、上半身の頭痛に関係する筋肉を1つずつ緩めていく手技療法を施し、次回も1週間後に予約を取りました。

 

7回目に来られたときは頭痛薬を飲む回数が1日に1回で済むようになっていました。引き続き減薬を指導して、同様の施術を行った後、次回は2週間後に予約を取りました。

 

8回目に来られたときは前回より頭痛が強くなったいたので改めて体の状態をみさせて頂くと、また体の重心が左に大きくずれていました。

 

そこでまず骨盤の調整に加えて脊椎の矯正をしました。その上で上半身の頭痛に関係する筋肉を1つずつ緩めていく手技療法を施しました。やはり次回も2週間後に予約を取りました。

 

9回目に来られたときはまた前々回のように頭痛が和らいでいました。そこでまた前回と同様の手技療法を行い、次回は3週間後に予約を取りました。

 

10回目に来られたときは頭痛が数回出たのみでした。頭痛薬もその時のみ飲んだだけで済みました。それ以後4週間ごとに来られていますが、悪化することはなく、頭痛薬を飲む回数も月に2、3回に止まっています。