弁天通り接骨院
〒176-0001 東京都練馬区練馬1-33-13
(西武池袋線、有楽町線、副都心線、大江戸線練馬駅から徒歩3分)
練馬区練馬 30代 男性
2016年の3月に来て頂いたこのお客様は立ち(座り)仕事の方です。
30代に入った頃から始めた今の仕事の関係上、昼と夜が逆転した生活を送っているせいか、頭痛が出始めました。
気圧の変化、季節の変わり目、肩こりを感じたとき、飲酒時、飛行機搭乗時などに頭痛が起こり、特に仕事柄避けられない飲酒時に必ずと言っていいほど頭痛がするそうです。
頭痛が出ると動けない、吐き気がする、体がしびれる、目の奥が痛苦しい、目が開けられないといった状態になります。
このような状態がほぼ毎日、少なくとも1時間は必ずあるため脳外科でMRIの検査をし、頭痛薬と最近では漢方薬まで出して頂いていましたがあまり芳しくないので、弁天通り接骨院にいらっしゃいました。
お話を伺ってみると、物を噛むときは右側の歯を使うことが多い、夜に歯を噛みしめる癖がありマウスピースを出して頂いている、視力が弱いが検査をしておらず矯正もしていない。
入浴はシャワーで済ませている、煙草を日に20本以上吸う、太陽や蛍光灯がまぶしく感じる、羽毛の枕を使っているが高さが合っていない、お菓子や揚げ物をよく食べる。
座っているときに脚を組む癖がある、荷物は左の肩や肘にかけて持つことが多いそうです。
体の状態をみてみると、左肩が下がっており、体の重心が右寄りでした。右の肩から背中にかけての筋緊張が強くなっていました。
そこでまず、上半身の頭痛に関係する筋肉を1つずつ緩めていく手技療法を施しました。
また、頭痛用の首と肩の体操をお教えした上で、荷物を左右均等に持つ、食べ物を左右均等に噛む、寝ているときにマウスピースをなるべくつける、高さの合った硬めの枕を使う、少なくとも週に1回は湯船につかる、煙草の量を減らす努力をする、お菓子や揚げ物を控える、脚を組まないなどを指導して、次回は1週間後に予約を取りました。
2回目から4回目までは週に1回のペースで来て頂きましたが変化がありませんでした。その1週間後の5回目に来られたときは「頭痛の出る回数は変わらないが、出かたが少し弱くなった気がする」とおしゃっていました。そこでまた同様の手技療法を行い、次回も1週間後に予約を取りました。
6回目に来られたときは頭痛の出る回数が約半減しました。そこでまた上半身の頭痛に関係する筋肉を1つずつ緩めていく手技療法を施し、次回は2週間後に予約を取りました。
7回目に来られたときは前回とあまり変わらず、その2週間後の8回目に来られたときも変わりなかったので改めて体の状態をみてみると、以前よりも重心が右寄りになっており、右の肩から背中にかけての筋緊張はより強くなっていました。
そこで今回はまず、脊椎の矯正をしました。その上で上半身の頭痛に関係する筋肉を1つずつ緩めていく手技療法を施し、次回も2週間後に予約を取りました。
8回目に来られたときは頭痛が週に1回ぐらいになっていました。そこでまた前回と同じように施術を行いました。
その後は頭痛の現れる期間を過ぎたせいか、全く出ることがなくなりましたが、念のため2カ月に1回のペースでメンテナンスを行っている状況です。