弁天通り接骨院

〒176-0001 東京都練馬区練馬1-33-13
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:00 土曜日9:00~17:00

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慢性腰痛を基礎とするぎっくり腰

 練馬区田柄 50代 男性

2016年の6月に来て頂いたこのお客様はデスクワークをされている方です。

 

10日ほど前に重い荷物を運搬中に腰を痛め、それ以降は「仰向けでもうつ伏せでも横になることができない」くらいに痛みが酷くなり(特に右)、椅子に突っ伏した状態で寝る以外に方法がないといった状況でした。

 

整形外科でみてもらったところ骨に異常はなく、湿布と炎症止めを頂き電気をあてていたそうです。それでも一向に変化がないため、弁天通り接骨院にいらっしゃいました。

 

お話を伺うと、今まで何回もギックリ腰を繰り返しており、また冬にするスキーのせいで膝も良くないこと、若い頃と比べると体重が20キロ以上増えており、お腹が出ているせいかコルセットをすると苦しいのでしていません。

 

脚を組んだりあぐらをかく癖があり、たまにソファーで寝てしまうこともあるそうです。その他ストレートネックである上に使っている枕が合っていないようです。

 

体の状態をみさせて頂くと、肩の高さは左のほうが高く上半身の回旋は左のほうが可動域が狭い状態でした。右腰部の圧痛が著明であり、横になって体の状態を調べることはできませんでした。

 

そこでまず、座ったままの状態で首と肩、腰に鍼施術を行いました。痛みが強いため腰に直接、手技療法を施すことはできませんが、首の状態が関係している場合も多いので、首や肩周りの筋肉を緩める施術をしました。次回は4日後に予約を取りました。

 

2回目に来られたときは特に変化がありませんでしたが、その4日後にいらしたときは歩行がやや楽になり、仰向けで寝ることができたそうです。そこで同じはり施術を行った後、横向きと仰向けで腰から下に手技療法を施しました。次回は1週間後に予約を取りました。

 

4回目に来られたときは痛みが10段階で3程度になっていました。そこで鍼施術の後、腰と股関節周りの筋肉を緩める手技療法を施しました。そして自宅でできる腰痛体操の一部をお教えしました。次回も1週間後に予約を取りました。

 

5回目に来られたときは腰の痛みは変わらないものの、右臀部にしびれが出てきました。そこで首と肩、腰にそれぞれはり施術を行った後、骨盤調整を加えました。そして前回と同様に腰と股関節周りの筋肉を緩める手技療法を施しました。腰痛体操をやり過ぎないよう指導して、次回も1週間後に予約を取りました。

 

6回目に来られたときは痛みがやや軽減しうつ伏せになれる状態にまでなっていました。そこでその状態で鍼施術を行いました。そして骨盤調整をした後、腰と股関節周りの筋肉を緩める手技療法を施しました。次回は2週間後に予約を取りました。

 

7回目に来られたときは痛みが10段階で1か2程度にまでなっていました。そこで前回と同じ施術の後、次回は3週間後に予約を取りました。

 

8回目に来られたときは、その前の週からまた少し腰の痛みが出てきたとのことなので体の状態を改めてみさせて頂くと、骨盤が左に傾いており、首の骨は右にずれていました。

 

そこでまず鍼施術をした後、骨盤の調整と首の骨の矯正をしました。そして腰と股関節周りの筋肉を緩める手技療法を施しました。次回はまた3週間後に予約を取りました。

 

9回目に来られたときは、先週一旦は腰の痛みが出ましたが今は落ち着いているといった状態でした。そのため前回と同じ施術を行い、次回は4週間後に予約を取りました。

 

それ以後は特に腰の痛みが悪化することはありませんが、体重に変化がなく、また、運動の習慣もないため再発の可能性がなくならないことから、月に1回のペースでいらっしゃっています。