弁天通り接骨院

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慢性腰痛と椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛

 練馬区谷原 20代 女性

2015年の2月に来て頂いたこのお客様は立ち仕事・力仕事をなさっている方です。

 

20代前半にもかかわらず2014年の4月より腰痛が出始め、12月に仕事で重い物を移動させようとしたときに腰に激痛と、両下肢にしびれが現れ動けなくなりました。

 

もともと「そり腰」なのと数か月前に仕事場で滑って右膝の靭帯を痛めており、今回の腰痛を悪化させたようです。

 

整形外科で腰の状態の詳しくみてみると、「腰の一番下とその上の骨の間、そして一番下とその下の骨との間にそれぞれ椎間板ヘルニアがあり、それが神経に触っている」。

 

「しばらくは電気を当て、温めて、あとは痛み止めと湿布を貼って様子をみましょう」。しかしあまりにも痛みが強く、弱まらないため弁天通り接骨院に来られました。

 

お話によると10代の頃から腰痛はあったそうですが、今回のような痛みはここ半年ぐらい前からです。腰を前に倒すとき立ち上がるとき長時間座っているときに痛みが強くなります。

 

体の状態をみてみると、荷物をいつも右手で持つせいか重心が右寄りで、骨盤も右側に傾きがあります。首の骨も右にずれており、腰の筋肉は左側のほうが緊張が強い。

 

体重は増加しておらず、また、自宅では床に直接座ることがほとんどだそうです。

 

よってまず、腰と両脚部にはり施術を行いました。そして痛みがまだ強いため骨盤調整はせず、首の骨の矯正を施してから腰と股関節周りの筋肉を緩める手技療法を軽めに行いました。

 

病院で頂いた薬は必ず飲み切ることと、力仕事は控えること、荷物は左右均等に持つこと、床に座るときはクッションを敷くことを指導しました。次回は1週間後に予約を取りました。

 

2回目から5回目までは1週間ごとに来られましたが特に変化はなく、6回目に来られたときは痛みが10段階で6か7になりました。しかし、痛みやしびれが右のお尻から右脚全体に出るようになるという変化がありました。

 

そこで鍼施術を腰の他には右の臀部、右脚全体にする方法に変更しました。手技療法には右の骨盤調整を加えました。次回も1週間後に予約を取りました。

 

7回目に来られたときは痛みが10段階で3か4にまでなっていました。よって前回の方法ではり施術と手技療法を行い、次回は2週間後に予約を取りました。

 

8回目に来られたときは痛みが「前より良い」とおっしゃっていました。そこで同じように鍼施術と手技療法を行い、次回は3週間後に予約を取りました。

 

9回目に来られた後は月に1回のペースで通っていらっしゃいましたが、その約3ケ月後に右膝を痛めてから、また右の臀部から右脚部にかけてのしびれが再発し、腰痛も悪化してしまいました。

 

そして約9か月の間、病院で頂く薬と注射、当接骨院での鍼施術と手技療法を続けましたが、以前のように良くならず、手術を選択されました。

 

術後2カ月経ってからまた来られて、「状態はしびれが両脚にたまに出る程度ですが、首の骨の隙間も少し狭くなっているようです」とのご報告を得ました。よって今後は月に1回のペースで腰だけでなく首のケアも続けていくことにしました。