２０１４年の３月に来て頂いたこのお客様はデスクワークをされている方です。

 

月に２回行くゴルフのために近所の打ちっぱなしで練習中、スウィングしたときに腰を痛め歩いていると辛いほどになりました。そのため毎週行っていたテニスはお休みしています。

 

腰痛は１０代のときに野球でスライディングをしたときに痛めて以来で、３０代以降はほぼ毎朝腰が重いそうです。

 

硬いベットに寝ており体重も大きく増加してはいませんが、脚を組む癖があり荷物はいつも右で持ちます。以前１年間、左の足底筋膜炎に悩み続けていたせいか、体の重心は右寄りです。

 

今回初めて右のお尻から右脚にかけてしびれが出始め、整形外科に行ってみましたが「腰の骨の隙間がやや狭くなっているがそんなに深刻ではない」と言われ痛み止めと湿布を渡されました。

 

ご自分で持っているコルセットもしていますが痛みが一向に軽減しないため、弁天通り接骨院に来られました。

 

体の状態をみてみると、重心が右寄りである以外に骨盤も右に傾きがあり、首の骨も右にずれていました。腰と右臀部から右の大腿部にかけて特に筋緊張が著明で、腰を押すと痛みを覚えます。

 

そこでまず腰と右臀部、右脚部にはり施術を行いました。骨盤調整は痛みを感じるので行わず、あとは首の骨の矯正のみとしました。コルセットは寝るとき以外はしておくことを指導して、次回は１週間後に予約を取りました。

 

２回目に来られたときは痛みが１０段階で８か９ぐらいになっていました。そこで前回の施術に加え、腰と股関節周りの筋肉を緩める手技療法を軽めに行いました。次回も１週間後に予約を取りました。

 

３回目に来られたとき４回目に来られたときは特に変化がなく、そのまた１週間後の５回目に来られたときは痛みが１０段階で６か７になっていました。

 

そこで今回は鍼施術の後に骨盤調整を加え、そして首の骨の矯正、腰と股関節周りの筋肉を緩める手技療法を行いました。コルセットは外出中のみしていただくことを指導し、次回も１週間後に予約を取りました。

 

６回目に来られたときは、前回来られた次の日に行ったテニスで腰を捻って再び腰を痛めてしまい、「最初と同じくらい痛い」。

 

そこでまた骨盤調整以外の施術を行い、テニスの中止とコルセットを寝るとき以外はしておくことを指導しました。次回も１週間後に予約を取りました。

 

７回目に来られたときは痛みが１０段階でまた６か７程度になっていました。そのため前回の施術に加え骨盤調整も行いました。

 

引き続きテニスの中止と外出中のみコルセットをすることを指導し、仕事の都合もあることから次回は２週間後に予約を取りました。

 

８回目に来られたときは痛みが１０」段階で３か４にまでなっていました。そこでまた同じ施術を行い、腰痛体操と本人の希望もあってウォーキングをするよう指導しました。次回は３週間後に予約を取りました。

 

９回目に来られたときは痛みがほぼ感じられなくなっていました。しかし再発の恐れからコルセットは中止したものの、腰痛体操、ウォーキングと月１回の体のチェックを継続することにしました。