弁天通り接骨院

〒176-0001 東京都練馬区練馬1-33-13
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腰椎の変形からくる慢性腰痛とそれに伴う神経症状

 練馬区三原台 30代 女性

2014年の4月に来られたこのお客様は妊娠3か月の主婦の方です。

 

整形外科に行ったところ、妊婦ゆえレントゲンを撮ることができず、「おそらく変形があるのではないか」と言われました。

 

痛み止めの処方は断り湿布のみ頂いて貼ってみたが効果を感じられず弁天通り接骨院へ来られました。「副作用のない方法で、しかもうつ伏せが怖いので横向きか仰向けで施術できないか」とのご希望でした。

 

カウンセリングによると腰部(特に仙骨部)に強い痛みがあり、立ち上がる時、座っている時、体を前に倒す時に痛みを覚え、特に朝が一番辛いそうです。

 

また右脚部にしびれの出ることがあり、自宅では右を上にして寝ていることが多い、少し楽になると家庭菜園に行ってしまうとのこと。

 

体を検査してみると重心が右寄りになっており、右の臀部から脚部にかけて筋肉の緊張が著明でした。骨盤はやや開きぎみですが左右差はほとんどありませんでした。

 

そこでまず右を上にして横向きになって頂き、腰部、右臀部から右脚部にかけて鍼施術をしました。但し刺入の深さは本来よりやや浅めにしました。

 

その上で同じ場所を横向きのまま軽く指圧をし、その後で仰向けになって頂き、股関節周りの筋肉を緩める手技療法を行いました。家庭菜園へ行くことは中止するよう指導し、次回は1週間後に予約を取りました。

 

2回目に来られたときはあまり痛みもしびれも変化がありませんでしたが、妊婦さんなのでできる施術は限られており、その旨を説明して前回と同じはり施術と手技療法を行いました。次回も1週間後に予約をお取りしました。

 

3回目に来られたときもほぼ同じ状態でしたが、前回と同じように右を上にして横向きになって頂き、腰部、右臀部から右脚部にかけて鍼施術をしました。

 

そして同じ場所を横向きのまま軽く指圧をし、今度は仰向けになった状態で股関節周りの筋肉を緩める手技療法を行いました。

 

痛みもしびれもあまり変化はないのですが、「とにかく何かしてもらうことで安心感がある」と言って頂きました。次回も1週間後に予約を取りました。

 

4回目に来られたときは痛みが10段階で8ぐらいになっていました。が、しびれの状態は変わらないままでした。引き続き同じようにはり施術と手技療法を行い、次回も1週間後に予約をお取りしました。

 

5回目に来られたときは痛みが前回より少し和らぎ10段階で7ぐらい、しびれもやや軽くなった気がするとのご報告を受けました。

 

そこで少しずつウォーキングすることを指導しました。同じ様にはり施術と手技療法を行い、また、1週間後に予約を取りました。

 

6回目に来られたときは痛みが10段階で5か6ぐらいで、しびれも出ることが減ってきました。同様の施術をした後、さらなるウォーキングの励行を指導して、次回は2週間後に予約をお取りしました。

 

7回目に来られたときは症状の強さが10段階で3か4ぐらいにまでなってきましたので、次回の予約は3週間後に取りました。

 

8回目に来院されたときはあまり痛みやしびれが気にならなくなってきたようなので、その次は4週間後に予約を取りました。

 

9回目以降は月に1回のペースで来院され、妊娠9か月までいらっしゃいました。症状は落ち着いたままでした。

 

その後、施術を一旦中止し無事に出産されました。「子育てが一段落したらまた行くつもり」とおっしゃっていました。