弁天通り接骨院

〒176-0001 東京都練馬区練馬1-33-13
(西武池袋線、有楽町線、副都心線、大江戸線練馬駅から徒歩3分)

<完全予約制>ご予約は、お電話又はフォームから
営業時間:平日9:00~20
:00 土曜日9:00~17:00

03-5999-6636

顎関節症

 練馬区向山 30代 男性

2018年の5月に来て頂いたこのお客様はデスクワークの方です。

 

2年程前の朝、起きると左のあごが痛くて口が開かなくなっていたそうです。

 

なかなか良くならないので近所の比較的大きな歯科・口腔外科に行きレントゲンを撮って頂いたところ、「左の顎関節にある軟骨が少し減っている」と言われました。痛み止めの飲み薬と、厚めと薄めのマウスピースを2種類出してもらったそうです。

 

痛み止めを飲んでいるときはあごの痛みが少しは和らぎますが、効き目が切れるとまた痛みマウスピースには慣れることができませんでした。そこで奥様の勧めで弁天通り接骨院にいらっしゃいました。

 

お話を伺ってみると、左のあごは常に痛いが今は口が以前より開くものの引っかかるそうです。その状態が日によって異なり、ストレスがたまると強くなる気がします。

 

もともと左の首の寝違えが多く、肩こりもあります。

 

今は顎が痛いので右側の歯で噛むことが多く、使っているベットも枕も柔らかいものを使用しています。

 

体の状態をみてみると、左肩が上がっており体の重心が右寄りです。左側の首から肩にかけての筋肉の緊張が著明です。

 

そこでまず、仰向けになって頂き、顎関節症に関係する手足のつぼと顔面部に鍼施術をしました。

 

次にうつ伏せになっていただき右の骨盤の傾きを取るために骨盤の調整を行いました。

 

最後に顔面部の筋肉の緊張を取り除く手技療法を行いました。

 

また、左右均等に荷物を持つこと、高さの合った硬めの枕とベッドを使うこと、左のあごが痛くても両方の奥歯でゆっくりと噛むこと、精神的なストレスは症状を悪化させる原因になるので解消していくよう心掛けることを指導しました。

 

また、顎関節症用の体操を一部お教えして、次回は1週間後に予約を取りました。

 

2回目とその1週間後の3回目に来られたときはほとんど変化はありませんでした。

 

しかし、その1週間後の4回目に来られたときは左のあごの痛みが10段階で8ぐらいになり、口を開けたときの引っかかりがやや軽減したそうです。

 

そこでまたはり施術と手技療法を行いました。首や肩に効果的な体操もお教えして、次回も1週間後に予約を取りました。

 

5回目に来られたときは前回とあまり変化はありませんでしたが、その1週間後の6回目に来られたときは顎の痛みが10段階で5か6にまでなっていました。

 

そこでまた仰向けになって頂き、顎関節症に関係する手足のつぼと顔面部に鍼施術をしました。

 

次にうつ伏せになっていただき右の骨盤の傾きを取るために骨盤の調整を行いました。

 

最後に顔面部の筋肉の緊張を取り除く手技療法を行いました。残りのあごの体操を全てお教えして、次回は2週間後に予約を取りました。

 

7回目に来られたときは、左顎の痛みが10段階で3程度にまでなっていました。そこでまた前回と同様のはり施術と手技療法を行いました。

 

その後は全く痛まないときもあれば以前のように痛むときもあり、やはり仕事の忙しさに左右されることが分かったため、仕事を続ける限りこの痛みが現れるので、3週間から4週間に1回のペースで悪化させないようにしています。