弁天通り接骨院
〒176-0001 東京都練馬区練馬1-33-13
(西武池袋線、有楽町線、副都心線、大江戸線練馬駅から徒歩3分)
練馬区豊玉北 30代 女性
2018年の2月に来た頂いたこのお客様はデスクワークの方です。
初めて右のあごに痛みを感じたのは3年前で、歯ブラシが入らないほど口が開かなくなったそうです。そのときは自然におさまりました。
次に、約半年前に歯科で施術中にずっと口を開けたままでいたせいか、口を閉じるときに痛みをおぼえました。普段から食いしばる癖があることを指摘され、マウスピースを処方されて楽になりました。
しかし先々週から朝起きると口が空きにくく、無理に開けようとすると引っかかるようになり、今度こそ根本的に良くしようと決心され弁天通り接骨院にいらっしゃいました。
お話を伺ってみると、今回のあごの痛みが出る直前に会社の同僚が急死するということがあったそうです。
ガムやグミといったものをよく食べます。お荷物は右肘に掛けることが多く、座るときは脚を組んだりあぐらをかくこともあります。寝るときは枕を使わず、うつぶせか横向きに寝ます。
体の状態をみてみると、右肩が下がっており、体の重心も右に傾いています。右のあごの痛みが強く、口を半分ほどしか開けられません。
そこでまず、仰向けになって頂き、顎関節症に関係する手足のつぼと顔面部に鍼施術をしました。次にうつ伏せになっていただき右の骨盤の傾きを取るために骨盤の調整を行いました。最後に顔面部の筋肉の緊張を取り除く手技療法を行いました。
左右均等に荷物を持つこと、硬い物や弾力のある食べ物を控えること、脚を組んだりあぐらをかいたりしないこと、寝るときはなるべくうつ伏せでは寝ないこと、高さの合った枕を使うこと、精神的なストレスは症状を悪化させる原因になるので解消していくよう心掛けることを指導しました。
顎関節症用の体操を一部お教えして、次回は1週間後に予約を取りました。
2回目に来られたときはあまり変化はありませんでしたが、その1週間後の3回目に来られたときはあごの痛みが10段階で7か8になっており、口も以前より少しだけ開くようになったそうです。
そこでまたはり施術と手技療法を施し、残りの顎関節症用の体操をお教えして、次回も1週間後に予約を取りました。
4回目に来られたときは前回とほとんど変わりはありませんでしたが、5回目に来られたときはあごの痛みが10段階で4か5程度までになっていました。
前回と同様に仰向けになって頂き、顎関節症に関係する手足のつぼと顔面部に鍼施術をしました。次にうつ伏せになっていただき右の骨盤の傾きを取るために骨盤の調整を行いました。最後に顔面部の筋肉の緊張を取り除く手技療法を行いました。
顎関節症用の体操の更なる励行を指導して、次回は2週間後に予約を取りました。
6回目に来られたときは顎の痛みが10段階で2程度になっていました。そこでまたはり施術と手技療法を行い、次回は3週間後に予約を取りました。
7回目に来られたときはあごの痛みがほぼなくなっており、いつもの施術を終えた後、終了としました。