弁天通り接骨院
〒176-0001 東京都練馬区練馬1-33-13
(西武池袋線、有楽町線、副都心線、大江戸線練馬駅から徒歩3分)
練馬区中村南 50代 男性
2018年の1月に来て頂いたこのお客様はデスクワークの方です。
30歳前後から頭痛に悩み始め、年に数回は救急へ運ばれるほどの強い痛みに襲われました。しかしその都度、精密検査をしましたが「原因不明」と言われ痛み止めのみ処方されていました。
最近また頭痛が頻繁に出始め、頭痛外来へ行ったところ「偏頭痛」と言われましたが、やはり痛み止めの処方のみでしたので不安になり、他の患者様のご紹介で弁天通り接骨院にいらっしゃいました。
お話を伺ってみると、母親がひどい頭痛持ちだったそうです。就寝中の明け方3時から5時の間、日中のジムでのハードなトレーニング時によく頭痛が発生します。拍動に合わせたズキズキとした痛みが後頭部を中心に出て、動けなくなったり話せなくなり吐き気がするときもあります。
お風呂はシャワーで済ますことが多く、お酒は週に5日・煙草は日に20本、使用している枕は低反発のものです。座っているときは脚を組むことが多く、夜は寝ながら本を読むことが多いそうです。
身体の状態をみてみると、首から肩にかけての筋肉の緊張が強く、右肩が下がっています。腰痛もあり骨盤が右に傾いています。
そこでまず、上半身の頭痛に関係する筋肉を1つずつ緩めていく手技療法を施し、そして頭痛用の首と肩の体操をお教えしました。
また、ジムでのトレーニングと煙草は控えること、硬く高さの合った枕を使うこと、脚を組んだり寝ながら本を読むのを止めることを指導して、次回は1週間後に予約を取りました。
2回目のときはあまり変化はありませんでしたが、その1週間後の3回目に来られたときは頭痛が10段階で7か8になっていました。そこでまた同様の施術を行い、改めて頭痛用の体操を毎日続けることを指導して、次回も1週間後に予約を取りました。
4回目に来られたときは痛みが10段階で5か6にまでなり、吐き気がほぼなくなりました。よって、上半身の頭痛に関係する筋肉を1つずつ緩めていく手技療法を施し、次回は2週間後に予約を取りました。
5回目に来られたときは前回とほぼ同様の状態でしたが、その2週間後の6回目に来られたときは頭痛が10段階で2か3にまでなっていました。
その後はジムでのトレーニング時に無呼吸にならないことを指導しつつ施術を3週おきに続けていました。そして4回ほど施術を行った後にほとんど頭の痛みがなくなったため、頭痛用の体操を今後も続けることを条件に、施術を一旦終了としました。